休職日記:11月前半 電車に乗れなかったり乗れたり
最後に記事を書いてから半月あまり。沈没と浮上を繰り返しているのですが、今わりと底のほうなので、浮上のきっかけになりますようにと願いながら近況を書いています。書くことで客観視と言うか、いい意味でこの状況を少し手放せる気がするので。
電車乗れません問題について
乗れるか乗れないかはまちまち
10月中旬の旅行をきっかけに、公共交通機関に乗る際不安が大きくなる状況が続いています。それ以来、こいつはやばいぞと週1~2は必ず電車に乗るようにしています。
勝率はまちまちで、不安をなんとか押さえつけて目的地まで乗れる場合もあれば、どうしても落ち着かず2駅くらいで降りてしまう場合、そもそも乗り込めない場合などがあります。
要因は色々あると思っていて、書き出すとすれば下記でしょうか。
- 時間帯(午前は比較的平気だが、夕方はしんどい)
- 車内の混み具合(座席が埋まり、つり革も大体誰かが持っている状態だと怖い)
- 周囲の騒音(プラットホームのアナウンスとか周りの方の会話をいちいち恐ろしく感じてしまう)
- 自分自身の体調(駅まで歩いている時点で耳が詰まったり、体のどこかが痛かったりすると電車に乗れない可能性が高い)
一番困ったのは、ある日美術館に行った帰り、頓服を飲んでも電車に乗れなかった時。乗換までは普通に乗れたのですが、乗換駅で動悸が大きくなって立ち止まってしまいました。2度電車を見送り、3度目はホームに着いた車両に乗り込んでみたものの、「ここでは息ができない」と思ってすぐ降りてしまうというありさま。
原因としては夕方で疲れが出ていたのと、帰宅ラッシュがはじまるころで、少し混んだ車内を恐ろしく感じてしまったのだと思います。
この時は結局、「1時間くらい家まで歩くしかない」と駅を出てしばらく歩いていると、たまたま別路線の駅を見かけ、そちらはまだ車内がガラガラだったので、そこから電車に乗って帰りました。
「結局電車に乗れなかった」という終わり方にしてしまうと、次に電車に乗るのがもっとしんどくなるので結果的によかったなとは思います。が、「いざとなれば空いてる路線に乗り換え」も、路線が複雑に入り組む都内だからでできた技……
この先ずっと電車乗れなかったらどうしよう、という不安が常に頭の片隅にあります。社会復帰、めちゃめちゃめちゃめちゃ遠くない?
主治医は「飛行機が怖いのは人間だれしもそう」と言う
この件については、主治医とのコミュニケーションの行き違いも結構ストレスになっています。
詳細は差し控えるのですが、「飛行機が怖い」から悩んでるんじゃなくて「公共交通機関に乗る際不安が大きすぎて生活に支障が出ている」ことがあんまり伝わらず……
「これってパニック障害/広場恐怖症というものなんじゃないの?」と思っているのですが、主治医によれば「飛行機が怖いのは人間だれしもそうだよ」とのことです。「でも実際、飛行機に限らず電車に乗れない時も発生しているんですが……」と言い募ると、「じゃあ……呼吸に気をつければいいんじゃないですかね……」とのこと。
「自分で電車に乗ってみる」という練習も、できれば我流ではなく主治医やプロの意見を聞きながらやりたいのですが、「別にあなたのは病気ではないですよ」みたいな感じに怯えてしまって切り出せていないままです。転院すべきなのか、もはや。
体調を崩すとメンタルも崩れる
全然別件ですが、ここ1週間、原因不明の腹痛で胃を壊して寝込んでいました。数十分ごとに腹部全体が痛くなり、動くことができなくなるという症状。
その波が来ない間は比較的平気なのですが、一旦痛みが来ると座り込んでしまうので外出もできず。結果的に一日布団の上にいることになり、腰も首も痛く、娯楽すらままならない……という状態でした。当然メンタルも引きずられてどん底。
今は薬を飲みまくって胃の方はやや回復しているのですが、やっぱり精神は身体に収まっているものというか、身体が悪いと精神も引きずられるなあという実感を新たにしました。
元々、この週末は文学フリマに行く気まんまんだったのですが、胃を壊した余波の体調の悪さ+電車乗れません問題がどれだけ響くか分かりません。(実はリハと称して一回会場まで電車で行ってみようとしたのですが、この時は乗って2駅目で脱落しました。)
行きたい。行きたいんだけども電車に乗れるかどうかはほんとにその日まで分からない。先行きが見えなくてしんどいですが、最善の努力はつくしたい。
[2022/11/22追記]
11/20当日、文字通り震えつつもなんとか行って帰ってこれました。行く前は漢方の頓服を飲み、飴にKindleにリラクゼーションミュージックに……とカバンに色々車内で気を逸らすためのアイテムを詰め込むなどの大騒ぎ。書き出すとばかみたいですね。
これを機にすべて全快とはいかないですが、一つの成功体験として足がかりになれば嬉しいです。
[追記以上]
お知らせ:12/11日記祭にて配布される「はてなブログの日記本」に掲載いただきます
12/11(日)、東京・下北沢の「日記屋 月日」さん主催で開催されるイベント、第2回「日記祭」にて無料配布される「はてなブログの日記本」に当ブログの記事を掲載いただけることになりました。
第2回「日記祭」を開催します | 日記屋 月日 (stores.jp)
「日記屋 月日」さんは文字通り日記の専門店で、当日は様々な書き手の方が日記本を売るブースが立ち並ぶものだそうです(日記専門の文フリ的な感じでしょうか)。
「はてなブログの日記本」は、はてなブログのユーザーの日記を集めたアンソロジー形式のものとのことで、他の書き手さんがどのような日記を寄せられているのか気になります。
体調がよければ駆けつけたい所存(すべてのことに「体調がよければ」をつけて留保せねばならない自分の現状がもどかしい)。