Yarn Getting Tangled

美術のこと、読書のこと、編み物のこと、大学院生から引きずっている適応障害で休職している日々のことを綴ります。

適応障害:通院記録(11/20)

今日は通院日だったので、記録代わりに。

適応障害になった経緯はこちら。

 

shibashiba-713.hatenablog.com

 

私は学内に設置されている、学生は診察料が無料になる診療所の精神科でいつも診察を受けている。学部時代の大学は規模が小さすぎてそんなものはなかったので、こういうところは大規模な総合大学のありがたさだなと思う。

(同じこと、前回も書いてるな)

 

shibashiba-713.hatenablog.com

 

診察はいつも短くて5分ほどだ。大抵、睡眠のこと、10月に入ってからは腹痛や吐き気、体のこわばりのことなど、ここ数週間の間に体調の変化があったかを中心に話している。とはいえ、うまく伝えらえたと思うことは少ない。素直に体調を伝えればいいだけなのだが、なんとなく「こういったら軽い症状だと思われるかな」「体調というかただの愚痴になるかも」という計算が働いて、言わな過ぎたり言い過ぎたりとちょうどいい塩梅を見つけられないのだ。

今までの薬

6月に通院をはじめてすぐはメイラックスを処方されていたが、眠気が日中も続くのでデパスに変えてもらい、前期はデパスのみで過ごしていた。

後期がはじまって腹痛を訴えるとドグマチールが追加された。最初は1日150mgだったが、生理が早まるなどしたので量を少なくし、1日100mgに落ち着いていた。

 

今回追加された薬

今週はドグマチールの副作用でさらに生理周期が不安定になっていることを伝えると、ドグマチールの量をさらに減らしてまずは漢方を試し、効果次第で抗うつ剤を使いましょう、と言われ、漢方薬の抑肝散(よくかんさん)を追加することになった。

抑肝散とは、東洋医学でいう「肝」(西洋医学でいう「肝臓」と似ているが、「肝臓」の機能に加え感情のコントロールも司る臓器を指すらしい)の働きをおさえる薬だという。神経のたかぶりや不安感を鎮める効果があり、不眠症や子どもの夜泣き対策でよく使われるようだ。色は灰色で、思ったよりも苦くはない。

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(抑肝散(ヨクカンサン): ツムラの漢方処方解説 | 漢方について | ツムラ)

 

抗うつ剤に対して抵抗がものすごくあるわけではないが、断薬が難しいという話をよく聞くので、漢方が効けばうれしい。ただ、漢方自体もそんなに服用したことがないので「ほんまに効くんかいな」という猜疑心もちょっとあったりする。まあ、効くと思うのが一番大事なのかもしれないけれど。

 

雑感

これこそ本当にただの愚痴なのだけど、修論のWordファイルを開くにもいちいち動悸がして呼吸を整えなければいけないことや、通学中やキャンパスを移動しているときに吐き気が込み上げてくることを先生に「緊張しすぎている」という一言で片づけられると、なんというか、それはそうなのだろうけども、そんな簡単に言わないでくれ、という気持ちになる。ただ、後期は今のところゼミやバイトをさぼって家で寝込むということがないのも事実で、全体からみれば私の障害は軽症ということになるのだろう。実感としては、休むなら休むで罪悪感に苦しむということを前期に学習したので体面上行っているだけで、辛いことは辛いけれど。

修論の中間発表が徐々にせまっている。はたして、私は無事にそれらしいものをでっちあげることができるのだろうか。