Yarn Getting Tangled

美術のこと、読書のこと、編み物のこと、大学院生から引きずっている適応障害で休職している日々のことを綴ります。

何とか生きています

ひっそり生きていた

 

お久しぶりです。長らく放置していたものの、2年前にひっそり大学院を修了し、こっそり就職し、さっくり転職するなどしていました。

 

下記、大学院修了後すぐに書いていたものの新生活の忙しさにかまけて投稿の機会を逃し、2か月に1度くらいは思い出していたもののその場で「あああ」と思うだけでブログの下書き欄の片隅でほこりをかぶっていた文章です。ようやく日の目を見た。

 

----------------------------

大学院を修了した

去る3月(※2020年のことです)、何とか大学院を修了しました。
COVID-19のあれやこれやで、講義室でソーシャル・ディスタンスを保ちつつ可及的速やかに修了証書が授与される超速セレモニー(所要時間5分)だったものの、個人的にはこれくらいのあっさりさがありがたかったです。
修論執筆は10月~12月頭にかけて力技で終わらせた、という感じでもはや記憶があまり残っておらず、極端に寝つきが悪いが目も早く覚め、5時くらいに起き出すものの頭も働かずべそべそしながら必死に論文を読んでいたな……という断片的なものしかないです。書き上げられたのは、指導教官がなるべくプレッシャーをかけずに励ましてくださったこと、友人家族が優しく接してくださったことに尽きるでしょう。
 
 
色々と書きたいことはあるのですが、詳細な記憶を思い出そうとすると現在の生活に支障をきたす、という懸念が大きすぎるので今はそっとしておきます、脳みそを。

 

就職した

現在は専攻内容とはまったく別の業界で就職しました。
こちらもCOVID-19のあれやこれやでいろいろとイレギュラーな状況の中ですが、社内の方々が手を尽くしてくださって楽しくやらせていただいています。
 
--------------------------------------------

その後

と、書いていた1年半後にさらに全く別の業界に転職し、コロナ禍も相まって未だに本社に行かないまま、今は二度目の疑似新卒をやっています。
今も相変わらず修士のころと同様プレッシャーに弱く人付き合いを忌避しひっそりこっそり生きていますが、少なくとも修論のあの頃は通り過ぎました。奮起して頑張って成長する、というよりも、岩陰で暴風雨をやり過ごすみたいなやり方でしたが。
 
あと、修士のころはとかく「読むべきものを読んでいない」という圧を感じて書店や図書館が恐ろしいとすら感じていたし、読書からも遠ざかっていたのですが、最近はまた楽しく本を読めるようになりました(もちろん娯楽としての本ばかりですが)。あと、残業代1h≒単行本1冊だと気づいたので、1時間残業したら1冊何でも買ってよいと思い込んで生きています。これは社会人になって上位5位に入るいいことかもしれません。
 
また何か、読書や展覧会のこともひっそり書いていきたいと思います。では。